8/11-26はケニアでした。

やっぱりスーツは気になるから見るけれど、たいてい3つボタン、サイドベンツ、とブリティッシュなスーツが多い。かっこいい人がいたら、写真をお願いしたいなぁと思ってるけど、その度胸があるか(ありませんでした)。やっぱり、海外はそれなりの役職の人は明らかにオーダーしたぴったりなスーツとシャツをお召になっていて、いいなぁと思います。

Suitsの指摘は滞っていたので、再開させます。3回目!

【指摘事項】

  1. マイク ネクタイとノットNo Good

ボタンダウン(カジュアルウェア)にスーツ(フォーマルウェア)というミスマッチ。日本でもよく見るけど、意図的とも思えないし、無知さの象徴(と思っている)。

IVY ノリとか、アメリカンなスーツにBrooks BrothersのBD合わせていますというこだわりがあるなら、それはそれで僕はかっこいいと思うけれど、たぶんそうじゃないはず。また、ノット(結び目)はちゃんと中心にもってくるのがベター。

 

  1.  ハーヴィー シャツのピッチ No Good ・ 色合わせ Good

ストライプの場合、ピッチ(線と線の間隔)が短ければ短いほど、フォーマルになる。スーツ姿に、このピッチ間隔はちょっとミスマッチなようにも感じる。

ただ、ストライプ自体はブラウンぽい色で、タイもレジメンタルでグレーとブラウンらしい。スーツがチャコールグレーならば、ブラウン+無彩色(グレー)で抑えていて、とても落ち着きのある色合わせ。これは真似したいなって思う組み合わせ。ブラウンというのが、少しカジュアル寄りだから、場所は選ぶべきだと思う。面接官としてのハーヴィーなので、柔らかさを出すという効果は十分にあると思う。さすが。

 

 

  1.  面接に来た人 袖のアンバランスさNo Good

就職活動している大学生にしては、いいじゃん!って言いたくなる。ただ、字幕で見えにくいけれど、彼の右手からはちゃんと数センチシャツがジャケットの下から覗いているのに、左手からは出ていない。たぶん、時計で袖が留まっている。

美しさは対照であること、と誰かが言っていたけれど、時計があろうが美観はキープしたい。手首の長さに対して無頓着であることが一目瞭然。

 

  1.  クライアント レップタイGood or No Good!

日本人ほどストライプのネクタイが好きな人種はいないと思う。写真のように向かって左から右下にストライプが流れているのが、レップタイ。イギリス発祥のレジメンタルタイは、その逆で、向かって右から左下にストライプが流れる。まずはこの違いは知っておくべき。

NYCという土地柄を考えれば、レップタイもありかなとは思うけれど、やっぱり正統なスタイルとして日本人がスーツを着て真似るべきではない。まして、イタリアやイギリスのスタイルのスーツと合わせるとなんかちぐはぐ。

ちなみに、ジャケット(ネイビーかな)とパンツ(コットンパンツかな)、そして、ボタンダウン(Brooks Brothersだとこだわり感は伝わるかも)、で、レップタイ(当然、Brooks Brothers)なんてすると、「あぁアメリカントラッドかつ、柔和な雰囲気で、わざとですよね、それ」っていいと思う。この写真の彼はアメリカンなスーツだけれど、もう少しカジュアルに寄せる(例えば、シャツをボタンダウンにするとか、生地をオックスフォードにするとかするなら、いいのかなって思う。

ちなみに、『24』とかアメリカのドラマではWindowsを使っている人は悪者で、Macユーザーは良いやつが多いとか、そういう話があったけど、Suitsにおいてもそれは言えそう。明らかにスーツのマナーを破っている人は、たいてい問題を引き起こす。

 

http://www.brooksbrothers.co.jp/ourstory/timelessclassics/reptie/

 

 

  1. クライアント 後ろからシャツが出ている Good!

素晴らしい。さすが。そでとえりは、ジャケットから必ず1.5cm出ること。これはルールであり、美観の意味でも、ジャケットと肌を直接触れさせないという機能的な意味でも守るべき部分。日本人は、出ていない人が多い。ジャケットの袖がながく、そしてシャツの襟の高さが適切ではない。後ろ襟の高さは4.0cm〜4.5cm。

 

 

今回はSeason1-1 3回目の指摘。マイクの初登場。Seasonが移り変わると、彼のシャツがボタンダウンではなく、セミワイドスプレッドになり、そして、ネクタイも細いものからある程度の太さ(たぶん、8−8.5cm)になってきて、あぁ、かっこいいってなるんだよねー。楽しみ♪彼の良い点を指摘するのは、もう少し後になりそうです。

 

【雑感】

さて、たった40分の1話の、それも服装に絞った指摘でも結構な分量になってしまう。次回が1話のラスト。

ハーヴィーにも手厳しく指摘を入れたけれど、マイクとの比較から、彼の良い点も見ていきたいと思います!

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください