4話目。やっぱり、かっこいい車にスーツ男子。エンジン会社にまつわるエピソードで、たくさん車が出てくる。シャツから少し離れて、それ以外の部分にフォーカスを当てていきます。

 

【指摘事項】

  1.  ハーヴィーと投資家の人、ベントの比較

手をズボンに入れるのは、褒められるべきことではない。ただ、やっぱり手を突っ込んでしまうという癖がある人も多いと思う。写真を見てほしい。ハーヴィー(左)はサイドベンツ。投資家の人はセンターベント。どちらがルールというわけではないのだけれど、手を入れる癖があるなら、サイドベンツがいいと思っている。理由は写真のように、センターベントだとお尻があらわになるから。出自も違うのだけれど、それは別の機会に説明します。

 

 

  1.  マイク 裾の仕上げ:シングルでワンクッション No Good

前回も取り上げたように、シングルでも問題ない。ただ、ワンクッションで長く感じてしまって若干野暮だなと感じてしまう。ハーフクッションにしておくことが好ましい。また、ジャケパンの場合、チャッカブーツなどを履く場合は、ノークッションでもいいと思う。よくクッションだけが焦点にあたるけれど、大切なのは必ず一緒に履く靴のバランスを考えて仕上げを決めること。

 

 

3. エンジン会社の新社長 レップタイNo Good

アメリカという場所、文化、そして、恰幅の良さというような条件が揃っていたとして、レップタイは1つの選択肢だと思う。ただし、せめてシャツはボタンダウンというようなカジュアルテイストを付け加えてくれたらなぁと感じる。特に3つ目の色合わせは、立場のない人がすると、どこの学校のタイだろうというような組み合わせ。いずれにせよ、日本という場所では避けたほうがいいし、アメリカ以外では勧めない。

 

  1. ハーヴィー Vゾーンの組み合わせ Good!

ようやくハーヴィー!!!かっこいい!無地のジャケット、淡い青のストライプのシャツ、そして、パープルのタイ。もし、パープルのストライプならばここまで落ち着いて見えない。ストライプは少ないなら少ないほうがいいし、柄も抑えるべき。これまで指摘してきたことを、ちゃんと守るとこのようなVゾーンが生まれ、そして大抵似合わない人なんていない。

  1. ハーヴィー 本切羽 袖ボタン5個 例外

袖ボタンについては、通常4個。日本人の腕の長さであれば3つもありはあり。ただ、本切羽4個が高級の証だ、と少し前の価値観を信じている方もいらっしゃるので、そのような人にも信頼してもらうには、本切羽4個にしておくほうがベター。

ハーヴィーのこのスーツは5個。どうやらトム・フォードは5個らしい。トム・フォード自体は2005年設立、2008年日本進出。10年程度のブランド、これをクラッシックとみなすかどうかは各自の判断かなとは思う。

僕は5つにも3つにもしない。

【雑感】

テスラのロードスター。2008年に市場に出たので、もう10年前くらいか。

それも考えれば、トム・フォードという選択肢は考えにくいかな。やっぱり。

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