夏休みの終わる9月から秋だっていう認識があるから、今年の秋冬はどうしようなんてことを暑い中考える。クローゼットの持ち物と、それらを記したエクセルに目を通して。

 

決めたのはネクタイを1本だけ追加すること。

不覚にも一本なくしてしまったという理由か。そう決めてから1ヶ月程度。ひたすら、ネクタイを選ぶ日が続く。選ぶと言っても、販売店に顔を出してどれがいいかなんて物色はしない。だって、どれも欲しくなっちゃうもの。

 

サイズは一定だとしても、素材、色、柄を時間のある時にはあれこれ想像して、欲しい一本を絞っていく。参考程度に市場に出ているネクタイを見てはみるけれど、決してポチッとなんてしない。悩み抜いて一本決めた。

 

こうやって書き記すと気持ち悪いようでもある。でも、毎シーズンの恒例行事になってしまうと、むしろこの一連のプロセスを経ないと居心地が悪くなる。

 

このワインは間違いなくアレと合うはずだとか、この曲はあのステレオで聴きたいとか、この仕掛であの竿を使って攻めてみようとか、要するにそういうことだから。いいよね。

 

 

HARDY AMIESの『ABC of MEN’s FASHION』という本をよく見る。本と言っても(ひどく個人的な)辞書でもあって、AMIESが用語について解説を加えている。その皮肉っぷりが楽しくて、開いてしまうのだ。

Tieを拾って読んだけれど、次のTie Clipの記述が特に面白かったから、記載しておきたい。

 

「ちゃんと結ばれたタイは、クリップなしでもまっすぐになるよ(=クリップはいらないよ)」に続けて、On reflection, too, such a clip is really rather ‘prissy’. 「慎重に考えてみても、クリップは堅苦しい感じだよ」と締めくくられる。

 

AMIESにしたがうなら、タイクリップを買うくらいなら、高めのタイにするか、もしくはタイを一本増やすほうが賢明だ。ちなみに、Tieの箇所では、「合わせるスーツを考えずして、ネクタイを選ばないように」とのこと。

 

さて、今回購入したのは、一番右のブラウンのドット。オーダーしたスーツは紺の無地で、それに合わせたかったから。

ドットはこれで3本目。こうして並べるとより愛着が増す。自分だけが分かるやつだよね、これって。とても愛らしい。右から0歳、1歳、4歳です的な。

 

次のシーズンのお買い物の参考となりますように。

もう来週からですよ。秋は!一般的には、10月からかもしれないけれど。

 

もう明日からネクタイ締めようかな。

 

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