1年の内に多分300日以上は靴のことを考えていて、あぁこれ最高、なんて画面の前でニヤニヤする。

誰だってあるでしょ?

車とか、釣り竿とか、音響設備とか、サーフボードとか、ずっと見ていられるし、「欲しい欲しい」と思っていて、いつ買うか?みたいなのを年中考えているモノ。分からない人からしたら、違いが分からなくて、どうでも良いこと。でも自分だけの良さがあって、語ったところで、変人にしか見えないというやつ。

 

 

最近ずっと気になっていたのは、外羽根だけれどチャーチのShanon.

【Church’s Shanon】

 

プレーントゥを買ったことがないから、というのもあるんだけど、無骨でちょっと鈍臭そう、いい風に言えば英国カントリー調を体現しました!っていう靴で、ややスポーティー。カジュアルでは、ずっとスウェードのチャッカブーツばかりで、こういうビジネスでもカジュアルでも、っていう靴がいいなぁとぼんやり毎日過ごしていた。

でも、街で見けてうっとりするのはBerlutiやSantoni、YANKOでやっぱりロングノーズの靴は美しい。

でも、やっぱり耐久性とか総合的に考えると、結局イギリス靴でしょってことになる。その意味で、靴選びは保守的すぎるんだろうな。

結局、すでに持っているのに、買うとなると、もう一足ストレートチップ、しかも黒という選択。

内羽根のストレートチップといえば、

エドワード・グリーン CHELSEA

ジョンロブ CITY2

チャーチ CONSUL

クロケット&ジョーンズ AUDLEY もしくはHALLAM。

 

そのうち、上2つが欲しいけれど、10万円を超える靴はそう買えない。消去法的に下2つの選択肢。十分かっこいい。

 

チャーチのCONSULは有名で、ラスト(木型)は173.同じラストのLAMPORT(廃盤、買って大正解。Churchっぽくはない靴だけれども。チゼル気味のトゥ)を持っているので、履き心地が自分に合っているのも知っているし、安心感もある。ただ、ロングノーズ。かっこいいんだけれど。ロングノーズではない気がしてくる。

 

【Church’s CONSUL 】

 

クロケット&ジョーンズの2足について言うと、どちらもロングノーズ。AUDLEY 2002年〜、HALLAM 2004年〜(スクエアトゥ)か。

【Crockett & Jones AUDLEY 】

 【Crocket & Jones HALLAM 】

 

 

ふと、別のストレートチップが。しかも、ラウンドトゥ!

ちょっと鈍臭そう。

Connaught。知らない、ってことで調べると1961年生産。もう60年近い。やっぱり今どきな靴ではないわけで。

 

【Crockett & Jones Connaught】

 

当初のShanonが頭をよぎる。

 

結果、当初の予定と定番ストレートチップの間くらいのデザインに落ち着くという自分でも意図しなかった選択となりました。

これから、10年以上のお付き合いです。

 

あれこれ考えて、買って、手入れを終えて気がついた。ここまでやるんだったら、本国から個人輸入でも良かった。。。

こういう風に靴のデザインを決めています。読むと数分だけれど、たったこれだけのことに1年以上と最終決定のための調べ物とかで集中的に数時間を投下しています。

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