【指摘事項】
31. 甲斐 正午(織田 裕二) ジャケットを脱いだ姿 Good
シャツ単体で動くのは良くない。シャツは下着という西洋かぶれの?メンタリティがあるならば(僕は西洋かぶれ。というか、スーツ自体が西洋文化ならば、そこに従うべきだと思っている)。
ウェストコートを着ておくことは良い。加えて、ちゃんとジャケットは椅子ではなくて、木製の厚みのあるハンガーにかけておく、ということも真似するべき所作の1つだと思う。
32. 甲斐 正午(織田 裕二) ノータック どちらとも言えない。
ノータック(日本語のタック)。ワンタックでもいいかなとは思う。織田裕二の年齢を考えるなら。
33. 乾杯の仕方 Good
乾杯の場面で、鈴木大貴(中島裕翔)がワイングラスを甲斐 正午(織田 裕二)のワイングラスに当てようとしたときに、甲斐が「いや」とグラスが触れるのを防いで、ワイングラスを上に向けるシーン。
みんなグラスを当てて乾杯するけれど、正しいのは甲斐。こういうところは、オリジナルにはなくて、日本人のよくやるミスの1つだから、やって正解!って高評価。どんどん正して欲しい。
34. 柳 慎次(國村 隼) ノット Good
大抵の人がセミウィンザーノット(ネクタイの結び目の1つの種類)で結んでいるんだろうなという中で、今の段階では、彼だけシングルノット(もしくはダブルノット)で樽型のノット(ネクタイの結び目)。
これは個人的には大好き。どれが正解というわけでもないけれど、日本人ほどウィンザーノットが好きな人種はいないと思う。セミワイドカラーのシャツには、ダブルノットとかシングルノットのほうが合うとは思っているし、セミウィンザーノットやウィンザーノットって正三角形になって、なんだかねぇ。固すぎるじゃない?
35. 甲斐 正午(織田 裕二) 1柄までのコーディネート Good
甲斐の安心感は組み合わせの面でも指摘があって、それは1柄に抑えているところ。(もしくは、多くとも2柄。)
ハーヴィーはストライプを3つ重ねたりということもあったけれど、甲斐はずっと後ろ前立てのブロード(ポプリン)のシャツで、無地。これは好感度大!スーツは無地、シャドーストライプ、この写真のようにペンシルストライプまでで、決して主張は強くない。(生地が十分いいから、かっこいい!)
タイもソリッド(単色)で、この着こなしにおいては、グレーとサックスブルーだけで構成。グレーが無彩色だから、有彩色はブルーのみ。シックで間違いがないし、地味。こういう組み合わせの男性が本当に増えてほしい。切に思う。でも、きっとみんな真似するのは、ピークトラペルとかスリーピースとか、そういう目に付きやすいところなんだろうけ
ど。。。どうしようスリーピースでめちゃくちゃ柄が多い中高年が増えちゃったら。
36. 通行人 ネクタイの長さが短い No Good
正しくは、ネクタイの先端がベルトの上部分にふれる程度。ベルトを上下半分に割って、下部にいけば、それはネクタイが長すぎる。
37. 鈴木大貴(中島裕翔) お家に靴べらがない No Good
写真ではわからないけれど、甲斐が鈴木の家に着たときに、「靴べらくらい買っておけ」というシーン。このことからも、甲斐が靴を大切に履いている事がわかる。
38. 甲斐 正午(織田 裕二) Montblanc マイスターシュテュック
ハーヴィーはたぶんParkerを使っていて、甲斐はMontblanc。
安心感ある。それも、マイスターシュテック。(文具まで含めて)一つ一つ、異論を言いにくく、それはつまり甲斐の安定さを示しているわけで、YouTubeとかで見ていたティザーからの期待を大きく超えた!うん。良かった。あ、Macではないか。
39. 鈴木大貴(中島裕翔)黒のスーツに黒のタイ No Good
黒のスーツ自体もなしだし、黒のタイを合わせると、甲斐の指摘したように「喪服」になる。「安い」ことが問題なのではなく、ビジネスにおいて黒を使うことが問題。また、ネクタイにディンプル(えくぼ)を入れていたけれど、葬儀ならばディンプルは入れたらいけない。飾りとみなすから。
あらゆる部分で、マナー違反。
【雑感】
もっとコメディよりかと心配したけれど、実際1話が終わって、甲斐の着こなしや細かな部分も安定感があって、安心できた。今後は鈴木くんの着こなしもバシバシ出てくるだろうけれど、楽しみ。
また、今回は一回の指摘だったけれど、柳 慎次(國村 隼)の着こなしが気になるところ。甲斐の元上司だしね。
ということで、一回目の指摘事項は以上。SUITSのリメイク、、、一言でまとめると、、、
期待以上でした!
次週楽しみ☆
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