8話目。
先週のやつから。
【指摘事項】
1. 鈴木 大貴(中島 裕翔) タイ チェック No Good
相変わらず細いタイなのは棚上げにしておいたとして、ピンストライプのシャツと無地のスーツまでいいし、色調もブラウンベースでアズーロ・エ・マローネと若干のカジュアルさもあるのに、よく見るとチェック。残念。無地のブラウンのタイでいいのにとは思う。
あと、やっぱりラペル細いな。7cm か、7.5cmくらいかな。
2. 甲斐 正午(織田 裕二) フレンチフロント(後ろ前立) Good
結局、甲斐の安定感はどこから来ているかといえば、こういう細部の積み重ねがちゃんとできていること。どうせタイをしたら見えないという怠慢はない。
スーツに合わせるのは、やっぱり裏前立だし、逆にジャケパンなら、表前立。
3. 甲斐 正午(織田 裕二) パンツの裾 Good
4で後述するけれど、パンツの裾はノークッションに合わせているのだと思う。よくスーツでは、ワンクッションとして、直立した際に少したわむのが適切、という指摘を受ける。でも、僕は反対。せっかく全身でシワがよらないフィッティングをしているのに、なぜわざわざたわませる?意味がわからん。ということで、僕はスーツでもノークッション(もしくは、せいぜいハーフクッション)でいいと思う。当然ながら座ったときに、短く感じさせることになるけれど、スネが見えないようにホーズを履けばいいだけ。座るときは、机の下に足が隠れるということもあるけれど、直立した場合、隠す場所はない。座った姿をベストとするよりも、直立した状態でベストとすればいいんじゃないかと思う。
なお、スーツとホーズはグレーで、若干ホーズのほうが濃い。その上で、黒の靴。キレイなグラデーションで、お手本にしていいと思う。
4. 甲斐と鈴木の立ち姿に見るディテール
大きく2つだけ見る。
1つは、裾。3でいったように、甲斐(右)はたわみがない。反対に、鈴木(左)は少したわむ。好き嫌いの問題なんだけど、僕は甲斐のほうが好き(ダブルなら尚好き)。
2つ目に、袖。甲斐はちゃんとシャツが袖から出る。反対に鈴木は出ない。ほんの少しのディテールだけれど、甲斐のほうが清潔感が生まれる。年齢で見れば、鈴木のほうが若いんだけれど、顔を隠せば、なんだかセンスを感じないおっさんの着こなしに見える。
【雑感】
甲斐のタイは、ソリッドか、あっても控えめなドット。柄を増やさないというのは、センス良く見せる1つの手段だと思う。仮に全部無地だとしても、スーツもシャツもタイもちゃんと機能するのだから。
僕は無地のシャツ、タイもドットは1本だけ。あとの7本はソリッド(無地)。ドットの使用はとても限られるし、気を使う。
大抵の男は、面倒なことを嫌うのに、ドレスアップというと足し算をしたがる。シャツのステッチ、色付きのボタン、柄。タイもブランドのロゴが入るとか、織り柄が光の加減で見えるのに、ドットやクレスト(紋章)以外の柄(ストライプやチェック)。更に、スーツが格子柄とかだと、本当にダサい。本人は一点一点に思いを込めて、着こなしているつもりだろうが、客観的に見た時、全体の調和としては、その思いが重すぎで、うざい。
よくイメージできないなら、ヴィトンのクラッチのカバンに、グッチのバックルがでかでかと見えるベルト、バレンシアガのそれとわかる靴を履いた人をイメージすれば良い。それは、おしゃれやお金持ちを通り過ごして、悪趣味だろ、普通の感覚なら。
一点豪華主義もまたいただけないけれど、どれも力を入れすぎるのも考えもの。スーツはあくまで日常のツールの1つでしかない、とも言えるのだから。
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