9話目。珍しく、着こなしだけではなく、ルイスが最高にかっこいい回(後半)。
【指摘事項】
- ハーヴィーとルイスの時計バンド シルバー No Good
湿度が高いならば、バンドはシルバーもありだとは思う。その意味で、日本人男性のほぼ9割がシルバーのバンドをしていると思っているけれど、意識的にせよ無意識的にせよ、正解と言える。ただ、やはり革のバンドをチョイスしたい。そのほうが、クラシカルだし、他の革製品(靴とベルト)と合わせておくほうがよりよい着こなしになる。統一感の視点で。
なお、このエピソードの冒頭で、このときのハーヴィーはロレックスの様子。
- ハロルド シャツの色 No Good
やっぱりカラーシャツを好きにはなれない。
1960年台後半のピーコック革命を思い出させる。その意味で古い歴史があるのだろうけれど、やっぱり男性のスーツの全盛期は1920-1960の間じゃないかなぁとか思う。
ハロルドのシャツは紫かつ、ポケット付きで、タイも賑やか。
- ルイス 色合わせ Good
やっぱりSeason 1のウェルドレッサーはルイスだと思う。紺のスーツにブラウンのソリッドタイ。白のシャツ。確かに、ジャケットの胸元は若干笑う状況になりがち(たぶん、鳩胸?)だけれど、これだけかっこいい色合わせとシンプルなかっこよさは他にいない。
また、センターにディンプルをあしらうのが基本だけど、あえて?二つのディンプルで強調。確かに、この装いならば、このようなプラスもありだな、って思わせてくれる。勉強になる、ってのは、まさにルイスの着こなし。
- ハーヴィー スリーピースの組み合せ Good
おそらく、90%以上の確率で2018年から2019年にかけてスリーピースが流行の筆頭に来ると思う。
ただし、着こなしを間違う人が多く街に出てくるだろう。
で、ストライプのスーツを買う人が多いだろうから、先に言っておくと、買い揃えるべきなのは、
- 飾りのないブロードのシャツ
- 極力シンプルなタイ(ソリッド、小紋、ドット、織り)
このハーヴィーの組み合わせを真似しても、十分に通用する。むしろ、それ以上の足し算は不要(チーフはあり)。
【雑感】
大抵の場合、「あ、だめ、これ」って思いがちで、それは日常でも変わらない。僕の横を通り過ぎる男の人は、自動的にファッションチェックをされている。ただ、その中で稀に(1週間に1,2回)、「うお!めちゃかっこいい!」って瞬間がある。
このドラマではやはり、ルイスがその存在で、スタイリストって人ごとについているのかな?なんて、裏事情を知りたくなる。
ということで、ルイスは必見です。今後も。
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