9話目。
原作(米国)のSeason7も見始めていて、改めて、ルイスのかっこよさにを改めて目の当たりにしている。だから、余計に蟹江のダメダメな着こなしにうんざりする。ルイスは(スーツ姿が)カッコよくって、人間らしいから魅力的なのに。蟹江は単にダサい、イヤラシイだけの人にしか描かれていない。甲斐と同じくらいの着こなしでいいのに。。。
【指摘事項】
1. 甲斐 正午(織田 裕二) フォーマル
ちゃんとフォーマル着れるのはかっこいい。袖口が若干ジャストサイズじゃないかなとは思うけれど。ただ、チーフもリネン(日中)ではなく、シルク(夜)なんだというのは後々でわかる。さすが。
対して、同席した左の男性。ボタンダウンのシャツ(しかも通常より高い位置にボタン)にストライプのタイ。うーん。一般的な日本人という意味で登場させているなら、その作り方は正解だけれども。
2. 蟹江(小手 伸也)タイとチーフ No Good
このVゾーンだけで、ダサい箇所は4つある。
A ボウタイとチーフが同じ色かつ同じ素材。
B シャツのにポケットがあること(フォーマルとは言えない)
C 表前立てのシャツ(だと思う)これも、カジュアルダウン向き。
D ウェストコートがない(から、ベルトも見えちゃう)
結果、ドレスダウンしたいのか、ドレスアップしたいのかが周囲から見ると分からず、混乱をきたす。
やっぱり甲斐(1)と比較してしまう。
3. 鈴木 大貴(中島 裕翔)普段着でパーティー会場 No Good
2つの点で残念。
A パーティー(それも直属の上司)なのに普段と変わらない=上司へのお祝いの気持ち(この場合、甲斐の昇進)を示せてはいない。
タイを変える、チーフを挿す、ウェエストコートを着ておく。手持ちにあるノッチドラペルの普段のスーツだとしても、安価にドレスアップの方向に持っていくことはできる。
せめて、白のシャツに白のシルクのチーフなりを挿せば、甲斐だったら、その気持は受け取れるだろうに。残念。職場は(ビルと景色から考えて)京橋だから、丸の内までちょっと出て買い物行けばいいのに。
B 女性とのコントラスト
お客様に対しても、女性に対してもだけれど、男が地味に徹するのは、そのほうがお客様や女性が映えるから。
男のフォーマルが白黒であるのは、なんとなくだけれど、そういう理由もあるんじゃないかな。
パーティーなのに、ちゃんとドレスアップせずに怒られた(というか、指摘された)のはフィリピンのとき。あれからちゃんと勉強したな。。。。。懐かしい。
4. カバンの位置 No Good(主観だけれど)
女性と男性で違うのかも知れないけれど、カバンを椅子に置くことを僕は避ける。どれだけ高いカバンだとしても。(相手が椅子の上に置くように促せば、それに従う)。
同様に、カバンを机の上に置くのは無神経の極まりだと感じていて、男性だとしても、女性だとしても、なんだかなぁとは思う。
反対に、「あ、このカバン、絶対良いものだ。」というものを、地面に置こうとする所作には、好感しか残らない。
5. 甲斐 正午(織田 裕二)のトーンオントーン Good
やっぱり甲斐を推してしまうよな。。。別に贔屓しているわけではないのだけれど。シンプルなストライプのスーツに白シャツ、ソリッドタイという組み合わせなのだれど、タイとスーツの紺の色のトーンが異なる。同じトーンだと、ダサいになるけれど、変えているから、グラデーションを作れている。
こういうので十分かっこいいのは、別に織田裕二だから、というわけでもないと思う。
6. 大河原忠(西村まさ彦)と 鈴木 大貴(中島 裕翔) の比較 (ジャケットのフィッティング)
西村まさ彦は長い間、若干大きめのジャケットだった(し、途中黒のダレスバック持っているのに、ブラウンのカジュアルな革靴だったりでツッコミ入れたかった)けれど、最後のフラノ(かな)のジャケットについては、キレイなフィッティング。
対して、中島くんのほうは、シャツとジャケットの間に隙間ができいて、タイをしているのに、だらしないイメージになってしまう。
たったこれだけの違い。
西村まさ彦自体の持つ魅力もあるとは思うけれど、きっちりフィットしたジャケットを着ていれば、タイなしでもかっこいいなと想える。なんというか、自然というか、大人の余裕というか。もちろん、シャツの襟がタイなしでも、立っていることは必要不可欠。
【雑感】
市川海老蔵が次回出るわけで。あの体と顔でスーツを着させるなんて、男でもドキドキするに違いない(でも、なんだか予告のスーツはツッコミどころたくさんだったけれど。。。)。
シンプルに無地の紺、サックスルブルーのシャツ、紺のソリッドタイかドットタイ、白のチーフという”ありきたり”な着こなしで出てくれたら、終始ドキドキするだろうに。
アイキャッチ画像のケネディのように(Spaceに行くって演説したから、あえて、ジャケットとシャツの襟の間にspaceを創ってみたんだろう、とポジティブに見ている。)。
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