5話目の2つ目。サイズ違いを見ていく。でも、多分、特にこだわったことがない人なら、そのサイズ違いに気が付けない。悪いことをしていて、気がつけないのは、罪だと思う。
【指摘事項】
6. マイク ハーヴィーのシャツ サイズ違い No Good!
縦にシワ=オーバーサイズ。横にシワ=生地が足りていない。
ハーヴィーのシャツを着てしまっているマイクはあきらかにおかしい。あらゆる部分が体のラインに沿っていない。ただ、例えば、ベルト付近のたるみや、二の腕あたりのたるみは、日本人のシャツ姿でもよく見る。
唯一いいのは、ハーヴィーのタイの太さ。マイクもしっかりした“男”に見える。
7. マイク ハーヴィーのシャツ サイズ違い No Good!
こういう後ろ姿は満員電車にはありふれている。
8. ハーヴィー ボタン付近のシワ Good
スーツの中で唯一と言っていいと思う。あるべきシワは、フロントボタンを閉じたときに薄っすらとつく横シワ。
ただ、袖が長すぎることや、アームホールに若干緩さが感じられる。
9. ジェシカ カルティエ / 袖がでないこと Good
女性の場合、スーツの袖は出ない(らしい)。
カルティエのタンクかな?これ?それにしては、文字盤がシンプルすぎる? ティファニーかな?ジェシカ男前。
10. ハーヴィーの時計のフェイス Good.
ハーヴィーの時計のフェイスの薄さは最高だと思う。0.5mmくらいで考えたほうがいいと思う。ちゃんとシャツのカフに収まるから。金色の件はさておき、38mmくらいなのかなぁ、フェイスの大きさは。レディスがつけても違和感ない程度の大きさが最も適切なように思う。
11. マイクの背中 Good
画としてキレイ。美しいレイチェル・かっこいいマイクの背中。
シャツはやっぱり襟から覗いている。
【雑感】
今回はちょっとしたサイズ違いについて多く取り上げた。
とはいえ、一人ひとり身長も体重も違うわけで、それを一律に述べることはなかなか骨の折れるところ。
プラトンの“イデア”っていうのは、誰もが持っているところで、換言すると、“最大公約数”を探し、身につけるというのが、センスというものの1つの要素だと思っている。
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