【エッセイ】バイバイネクタイ

「俺は根っからネットサーファー♪」で始まる2017年発売のSUSHIBOYS『ブルー・ハワイ』を聴くと夏な気分。「BBQと市民プールと一日中」で韻を踏んで、かっこいい人たちってきっと他にいない。

 

夏に働くか?いや、海だろ?水着何年見てない?スイカにカブトムシだろ。

 

あ。僕はオトナだった。普通に仕事はあるんだった。

 

例年より長かった梅雨が終わると、ありえない暑さが襲ってきた。残念ながらネクタイとも少しだけお別れのよう。自分が暑いのは我慢すればいいのだけれど、汗が染みてしまって、襟元が汗ばみ、周囲への見た目の意味でもいい意味はなさそうだから。サックスブルーのシャツならなおさら目立つ。

乾燥して、日光と気温だけで暑い暑さとは違う東京の暑さ。湿度もそこそこに。通勤電車内の人の暑さから生まれる暑さ。

素材を調整しても、やっぱり汗は出てしまう。涼しげに見せる工夫はするものの、開いた襟元よりにはなかなか勝てない。

 

実は精神的な部分で1つ別の理由があって。

 

先日京橋に本社を構える超大手に訪問した。そこでは、男性はみなフレッドペリー(率が多い)のポロシャツ。チノパン、下手したらジーンズ。靴はNIKEのスニーカー。大手だって、気張ってスーツのジャケットを手にして訪問した僕はなんだか肩透かしの気分を味わったわけで。僕のカジュアルな服装よりもラフじゃん!って。ここまで振り切れたカジュアルを見ると、なんだか「おもてなしの精神でスーツを装う」っていうポリシーが吹っ飛んでしまった。。。日本を代表する企業の内勤は、めちゃくちゃカジュアルで来客対応。うーん。確かに涼しい感じはするけれど。でも、ここまで吹っ切れたカジュアルだったら、ある意味アリかなとも思ってきてもいる。

 

そんな難しい話は棚上げで、そして、思い出したの。夏じゃん!って。僕は、易きに流れる。

帰るときに、冒頭の曲をガンガンに流して「そう、今は夏(休み)」って思うことにした。(休み)だから、ネクタイは必要ないはず(ということにしよう)。

 

でも、1ヶ月位あとには、ネクタイを復活させるつもりだから、早く涼しくなってくれないかな。

でも、その頃にはKICK THE CAN CREWの「イツナロウバ」(It’s not overをカタカナ表記。2001年発売)を再生するだろう。だって、夏休みは終わってほしくないから。

 

「身に纏う汗が物語る。終わらない短い時を♪」

いいよね、12ヶ月の中で数週間くらい学生気分に戻っても。ほんの少しだけ。今だけ。

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