ZOZOがオーダーメイドのスーツを販売するらしい。ある程度予測はできていたものの、現実となると期待してしまう。でも、正しく指定したいことをできないとか、データが導き出すサイズがルールと異なったサイズなら、悲劇だ。
(参照: https://japanese.engadget.com/2018/07/03/2-1900-zozosuit/)
2つボタンだけ、無地3色かヘリンボーン4色(ブラックは不要だとは思う)という選択肢の少なさは潔いと思う。スーパー110’sウールにも期待したい。サイズの調整に加えて、ボタンなどの選択肢があることも良いこと。体型データから、どこまでサイズを合わせられるのか。モデルとして出ている方々のスーツが、このビジネスモデルで作られているならば、少し安心していいと思う。なぜなら、袖、肩、着丈は問題なさそうだから。写真では、若干ズボンのシワは気になるか。
気に入らないことは次の5点。
- モデルの人たちがラペルをの蓋をしまっていないこと。
- 前澤社長は本切羽をアピールしたいのか、4つあるボタンのうち1つを開けていること。スーツという前提ならば、留めておいたほうがいいように思う。
- シャツは14色も作るようだが、これもいらない。
- みんな一様に、TVフォールドでチーフを入れて、タイにディンプル、セミワイドスプレッド(ワイドスプレッド)のシャツというのは、なんだかファッション企業としてみると微妙かもしれない。ただ、Be Unique Be equal というこの事業のアイデンティティを考えると、あえての選択かもしれないけれど。
- なぜか、みな(社長は除く)一様に裾はジャストサイズで、ハーフクッションでもない。
でも、この5つは裾の長さを除けば、購入者各々の“着方”によるところであって、製品そのものの問題ではない。もし、仮にZOZOのテクノロジーがサイズ選択のあらゆる問題を解決してくれ、一定品質のスーツを創り出せるのであれば、有望(お小遣い制限のある僕らからすれば、唯一?)な選択肢の1つであることに疑いはない。
あ、ベント(ジャケットの後ろの開き)も指定できるよね?当然。プリーツとか。そして、ズボンはベルトレスにできるとかあれば、そりゃもう最高。そうであって欲しい。そうでなければ、悲劇になる可能性は高まる。
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